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2016.10.09

永遠を取り戻したくて   <一日一篇の詩  vol.2>

網目のように張り巡らされているもの
目の前のこの子へも
あそこのあの人へも
ここにある小さな花も
あの空も
向こうを飛ぶ鳥にだって

経験という眼鏡が目を覆う
さらにその眼鏡が曇りもして
もう
あの澄んだ空の色が思い出せない。

でも
それでも
あるときふと
そんな網目が消える瞬間がある

それは
「今、ここ」
いまここというものに

ふと座る瞬間が訪れるとき
私たちは
永遠の中にいる

永遠の中でなら
見えなくなってしまったあの空が
どうしょうもなく
広がっているのを見えるだろう

そんなものを取り戻したくて
私たちは
時々とんでもない冒険を
したい衝動に駆られるのかもしれない。

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『<一日一篇の詩>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘を見て、COCOに届いた詩 あるいはその日なんとなしに降りてきた詩を だいたい毎日連載するものです。