2016.11.02

助けを求めるために <一日一篇の詩 vol.26>

情の世界にどっぷりつかってみたいですか?
誰かに助けをこうて
どうか助けてくださいと
しがみついてみたいですか?

誰かが救ってくれたらと
祈りにもにた気持ちで

街を歩いたことがありますか?

そうして
助けてくれた誰かに
掴んで離さず
しがみついて

捨てられたことがありますか?

・・・・・・・・・

私は思うんですけどね

本当になりふり構わず
助けを乞うことができる人とうのは

失敗して
惨めさも味わうこともありますが
いずれにしても
必要な援助を
掴んでいる人が多いように思います。

・・・

本当に惨めな人は
惨めな姿はしていなかったりするのです。

助けなんて必要ないような
リンとした素振りをしながら

心は
ズタズタに枯れていたりするものです。
でも
そういう人は
助けが必要な素振りを見せてしまえば
それこそ終わってしまうぐらいに
追い詰められていますから

やっぱり
誰も気づきはしないし
助けてはくれないのです。

助けを求めるためには
まず
自分で
自分を救出する。

なりふり構わず
自分を救う勇気が必要です。

そして
もし
それでも誰も助けてくれなかったとしても
助けが必要な自分を
許してあげた
自分によって
次の一歩が踏めるのです。

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『<一日一篇の詩>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日連載するものです。