2016.11.23

大きな鉱脈でチャージする <一日一篇の言葉 vol.47>

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学生の頃
映画「タイタニック」の真似をして
夜中に一人で
フェリーの甲板に出てその先端のほうに行った事がある
(とはいっても、本当の先端まではいけない造りになっていて、少し手前までなんだけど)

一面真っ黒な空間に
フェリーの薄明りに照らされて
果てしない海のざざめきがみえた。

圧倒される
大きなエネルギーに怖くて立っていられなくて
逃げるように
フェリーの中へ戻ったことがある。

ただ一面360度海という空間に
一人取り残されるような感覚になる
飲み込まれそうな恐怖を思い

あの映画の主人公ふたりの勇気を思った。

恐怖を感じる巨大な自然
エネルギーというものと直面すると

私は「死」を連想するけれど
同時に
広大な海に
広大な母のイメージも感じてしまうのだ

人は眠るとき
意識を失ってチャージする

占星術研究家の松村潔さんは
タロットカードの
「カップの4」について

疲れて大きな力へ自身を委ねてそして回復したら個人に戻る
という。

大きな鉱脈に触れる事でエネルギーをチャージするのだ。
そして
その時
人は忘我する。

人は
一人あることを望むとともに
自分を忘れ
大きなものに飲まれたくもあるんだなと思った。

今日も読んで下さってありがとうございます。
いい一日を。

「カップの4」には温泉という意味も…。
勤労感謝の日の今日は温泉にでも行って、癒されるのも悪くないですね。

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『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。