2016.12.19

夢のはざまで <一日一篇の言葉 vol.73>

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言葉が
そこらあたりまできているんだけれど
なぜか口に出して音にするところまで
エネルギーがないというときがある。

言葉というのは
発しようとしたときに
種のような
状態を有していて
語ることで
その姿を明らかにしていく

明らかにされたものには命がやどり
それが
私の命となって流れ出す。

音にならなかった言葉はどこにいくのか
まるで流産のようだとおもったりするが

いのちと同じように
言葉というのも
生まれ出るまで
届かぬままに消えていくということがあるのだろう。

夢や占いの言葉というのは少しそれににていて

在ると無いの
グレーでつかみどころがない
つかめそうでつかめない
ところで漂っている。

夢をみたならば
起きてすぐ
メモらなければ
忘れてしまう。

目覚めたならば忘れてしまう。

しかしそうしたときに
存在の枠
意識というハードルを越えた
無限の情報とアクセスしていたりするんだ。

しかし
本当は
そうした情報は
こうして
ここにいる
いまこの最中もやってきていて

特別なことだとは
思わずに
外界に心を開いて
感じていくならば

届いてくるところ
に多様な言葉をみるのだろう。


今日も読んで頂いてありがとうございます。
いい一日を。

昨日「君の名は」を見てきました。
だから、夢の事が書きたくなったかな。

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『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。