2017.01.19

届かない言葉 <一日一篇の言葉 vol.97>

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昔からあるラブソングの常套句に
「届かない言葉」という歌詞がよく出てくる。

そんな悲しい響きが
恋する気持ちには
甘い響きに聞こえたりもして

届かないけど届けたい思い
通じ合いたい気持ち

そんな素直な願いや叫びのような思いと
そういう思いが
特別な誰かとの間にはきっと
叶うのだろうと
信じたい願いを

ラブソングに重ねて
聞き入ったりした時期がある。

ただ
だんだんに恋愛を重ね
恋愛だけでなく様々な人間関係を重ねるうちに

「届かい言葉」
本当に
本当に
どんなに分かり合えないものなのか

味わうことになるのだろう

期待を込めてドキドキしながら聞いた
悲しきラブソングは
ただの真実の嘆きの歌だったのではないか?と感じ始める頃

青春時代が終わったことを感じるのかもしれない。

でも本当は
その分かり合えなさは始まりで

そのどうにも
本当に
分かり合えなさがあるからこそ

わかったつもりになったり
分かり合えるなんて安易に考えず

本当に
相手を知りたい
誰かと出会いたいと

思えたなら
たった一人の相手の言葉が
あなたの心に届くかもしれないのだ。

でも
その言葉が聞こえるのは
あなたが
どこまでも
分かり合えないと知っているからこそ。

そんな
生きる不思議のパラドックス。

これも
ドラマの王道かも。

諦めたところで
大どんでん返しが。

しかし
それも
ある意味一理あり、

実際
願いというのは
握りしめていてはかなわないモノ。

神様にお願いしたなら
願いを神様に託さなくては。

自分の手に握りしめ続けていては
神様だって
叶えようがない。

だから、
諦めて
手放したとき

なんてことなく
届いてくる。

奇跡が
あるんだと思うのです。


今日も読んで頂いてありがとうございます。
いい一日を。

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『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。(日曜日は休みします)