2016.10.19

バカになろう  <一日一篇の詩 vo.12>

空を見上げて
口をあけて
バカみたいな顔

バカになるのも必要です。
賢いのもいいですが
バカでいいと思うことで
素直な自分と出会えることもある。

バカな自分は恥ずかしいですから
一人でブラブラしながらだったり
本当に気を許せるだれかとでも
口をあけて
バカみたいに空を見上げたり
何かを、
吸い込まれるみたいに観察するのも
なかなかいいと思います。

ずっとやりたかった夢へのチャレンジや
大好きな人への告白や
そういう
大事な物事は
たいてい
いくらかはバカにならないと
踏み出せないものだったりします。

本当に大事なことは
いくら計算したところで
どうにもならないことがあって
やっぱり
バカにならないと
踏み出せないという時があるのです。

時々
空を見上げて
口をあけて
何にも考えないで
バカになってください。

バカは案外悪くないと思えれば
夢への一歩は少しは気楽なものに思えるでしょう。

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『<一日一篇の詩>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日連載するものです。

2016.10.18

2017年 牡羊座 運勢

<総合運>行動範囲の拡大と修行。虚勢をはるけど、周囲はおみとおしかも。
     後半は、大きな気づきと出会いそう。
     

昨年に続き、今年の牡羊座はまるで修行期間のような時間を過ごすでしょう
しかし、その生活も今年一年のこととなりそうです。そもそも2008年あたりから
牡羊座の中には社会的な権力を得て他人を心理的に支配したいという
妙な欲が沸いている場合があり、実際の行為はまるで修行のように日々の鍛錬で
本当のプロとしての実力をまさに今培っているところだとしても
周囲にはあたかも自分をすでに権威のように豪語する人もすくなくないだろう
そのときに、関わった仕事相手や、自分の手にした学位や役職を必要以上に自慢するケースから
周囲には「虎の威を借りる狐」の如くに映るかもしれない。

ただ、そうした行動もコンプレックスの顕れ、
前年度に引き続き、活動範囲をどんどん拡大することになった牡羊座も多い
そんな急な展開の中で
なんとか、自分をなりたたせようと必死の裏返しでもある。

そうした季節には新しい出会いは多く、
そして人との出会いがとても重要である。
前半は自意識と戦いながら
半ば強引に勢いとともに安請け合いの如くに進んできたとしても

後半は、つくづく
自分は一人で生きているんじゃないんだなと実感することとなるでしょう。

それは単純な誰かと支えあっているような
感覚ではなく
自分が、継続してきた大きな流れの一つであるような
なんとしても、自分を押し出さなくても
既に全てはあるんだというような
大いなるものに任せるしかないんだというような
そんな実感を得る時期になりそうです。

出産や人の死など血縁がらみの出来事が多くなりそうな暗示も。

<仕事運>自分のプライドと同様に相手のことも尊重すると
     素晴らしい仲間を手にできるとき

権威を振りかざして優位に立とうと立とうとする、
安請け合いでどんどん忙しくなりがち、あまり虚勢を張ると、いざというときに困ることになる。
普段から、助けあえる仲間を大事にすることを意識しよう。
表面的に従っているようでも、周囲の人間は冷静にあなたの能力を観察して理解しています。
自分のプライドと同様に相手のことも尊重すると
ありのままに受け止めあえ、しかもお互いを侵食することのないような
いい、関係性をもった仕事仲間との関係をきづくことができます。

<恋愛運>理想の男性とであえるかも。
     でも夢の世界を求めすぎるのはダメ。人生観や価値観があうかを確かめよう。

あなたをサポートしてくれるような理想の男性と出会える暗示。
しかし、少し恋愛やパートナーシップを理想化しすぎてるときでもあり、
中にはソウルメイト的なものを信じており、そのためあえて、外見や肩書を視野にいれないで
男性を選んだり、必要以上の自己犠牲をしてしまっていつつも
そこに運命論を重ねてしまい、現実を直視できないケースも

あなたの中には人生観を一致した、パートナーを欲しいという願望があるはず
夢のような物語にとらわれず
実際的な価値観、つまり肩書やお金など現実的なところもその観点に含んでみてね。

既にパートナーがいる人は
新鮮さが
欲しくて目移りするとき
二人で海外旅行にいくなど、
遠くへの旅などすると、浮気心もおさまるかもね。

焦点  <一日一篇の詩 vol.11>

凸レンズに集まった光の
焦点を小さくしぼってあてると炎があがる

手元のてんでんばらばらのすべてを
ひとつ焦点へ向けて
合わせることができれば
ほんとうは
叶えられないことなんてないのかもしれないんだ

そうした
本当の意思とやらは
ものすごい力を秘めているけれど

もしも
本当に焦点を合わせられたとして

そうして手に入れた結果は

確かに望みどおりではあるけれど

自分の想像を超えていることが
あったりする

或いは
ものすごく困難な状況や
サバイバルな中にあってさえ

焦点を
絞ることができるならば

自分の底に眠っていた
思いもかけない
底力のようなものにであったりするんだ。

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『<一日一篇の詩>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日連載するものです。

2016.10.17

わかんない  <一日一篇の詩 vol.10>

あいつはいい人だよ
いやいやあいつはひどい奴だよ

え?優しいよ
ううん。冷たいさ

頭が良くてね
バカだよこいつは

誠実さ
いい加減なひとだよね。

あいつは間違っている
あいつは正しい

‥‥結局さあいつはなにものなの?

‥‥わかんない

実はね‥‥‥

人はさ
本当にわかろうと思ったら
わかんなくなってしまうものなんだよ

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『<一日一篇の詩>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日連載するものです。