20番 The Last Judgment(審判)
審判を前に
幸運はあるようでない。
扉は開く人には『今』拓くし
開かない人にはどうあがいたって『今』は開かない
とてもシビアな『審判』だ。
20番 The Last Judgment
審判のカードというと
気づきと共に新しい次元が拓けるという
意味が一般的なのだと思いますが
一方で私は
とても地味な意味でもこのカードをとらえています。
精神世界の本が昔から好きで
10代ぐらいからあれこれ読んでいたように思う。
分かりようのない内容をなんとか体得しようと鵜呑みにしながら読んでいた記憶がある
似たような本や教えをあれこれ読みあさり訓練などの実践もしてみて
30年たって改めて20歳の頃読んだ本をみたら「あっそうかこういう意味だったのか!」と発見したりする。
西洋占星術も始めたばかりの頃は
ホロスコープを読むのが難しく
いちいちテキスト見ながら
紙に書き出して
その情報量の多さに辟易しながら
たどたどしく読んでいた。
これが即興でテキストも見ずにスルスル読める日なんてくるんだろうか‥と
途方もなさを感じて愕然としていたけれど
延々になんどもなんども繰り返し何年間もやり続けているうちに
ある日即興で読めるようになっていて驚いた。(さっと出来る人も沢山いると思うのですが、私はすごく時間がかかりました。)
審判のカードには
そんな途方もなくやり続けていたら
ある日扉が開く日が来て新しい視野が拓ける
とそんな意味を感じます。
(もちろんもっと深遠でスピリチュアルな意味もあるでしょうが)
私は日常的にこのカードが出たら
こんな風に地味な意味で解釈することが多い
好きな人がいて
どうしたらこの人と結ばれますか?と尋ねて
審判のカードが出て
今の次元では手に入らないけれど
あなたの心のステージが上がれば結ばれると読んだりした時
このステージが上げるには
どうすればいいのか?
もしかしたら
偶然にも今「気づき」としてそれが振ってきて
ステージが上がるかもしれない
でも
もしかしたら
途方もない道のりが待ってるかも知れない。
それが今であろうと
途方もない未来だろうと
審判の蓋が開くのは
心や魂の研鑽のすえなんじゃないかなと思う。
もし「今」扉が開くとしたら
ただの幸運ではなく
お互いの魂のながい研鑽が過去に(もしかしたら過去生の場合も?)あったんじゃないだろうかと
思ったりする。
だから扉は開く人には『今』拓くし
開かない人にはどうあがいたって『今』は開かない
幸運はあるようでない。
それは
とてもシビアな『審判』だ。
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