2024.08.27

King of Pentacles【今日の一枚から】

tarot ”King of Pentacles” 

人間はあれもこれも欲しい
強欲至極な生き物だけれど
トータルで豊かさを追求する道は
みんなの幸せにもつながっている

ペンタクルの王というと
所謂お金持ちをイメージする
物質的に成功し沢山の富を手に入れた成功者
そんなイメージだ。

私は現在、金銭的には特別成功してるわけでもなく
特別貧しいわけでもなく
そこそこの暮らししかしたことがないので
所謂お金モチの気持ちというのは分からないが
占い師をしていると色々な収入層の人と出会う機会がある。

所謂裕福層の人だって
普通に娘や息子の事で悩み
嫁姑問題や健康問題を抱えている
夫との関係で苦悶したりして占いにくる

金銭的な豊かさを手に入れたから「上がり」みたいな事では全然なくて
生きてる層が違うだけで
そこで行われてるドラマに貧富の違いがあるからと言って大きな違いがあるとは
実はあまり感じていない。

だから占い師として
鑑定金額を決めるときは
『どの層』で勝負したいか決めると
その望んだ層で仕事をすることになる
そんな感じじゃないだろうか

0円でサービスをした客が
9,500円のサービスを受けにきたという事は実はまれで
0円でサービスしても
有料になるときには
有料の層でまたお客を探さなきゃならない
(これは私のやり方が下手なだけで他の人なら0円を⇒10,000円にすることができるのかもしれないから、この話は私のただの経験による独断だと思って聞いてください。)

そこは地続きではなくて
断層で、0円を続けたから100円になるんじゃなくて
100円にするって決めてそこでスタートするだけなのだ。

ちょっと話がそれたけれど
沢山お金があれば幸せになれるというのは
確かに幻想だと思うけれど
お金が沢山ある暮らしが間違いだとか
心が貧しくなるとか
物質の豊かさと、心の豊かさは反比例するものでもなんでもなく
ただそれぞれに生活がある人生がある
ただそれだけのよう思う。

だから
どの層、どんなコミュ二ティーで人生を送りたいのか
決める事が大切だ。
年収一億の世界で暮らしたいと思えば全然OK

私が生まれ育ったみたいに
庶民的な世界が一番落ち着くからそこらあたりで暮らしたい、
それもOK

全然OK

ただ
豊かを考えた時に
人間は本当に強欲で
あれもこれも欲しい生き物なんだと思う

お金だけじゃ嫌だ、愛も欲しい、仲間も欲しい、専門性や知識も欲しい、それなりの立場も欲しい、時には休暇や趣味や好奇心を満たすイベントも体験したい 人も恋しいが一人の時間も欲しい 楽しみたいけど、自分だけ楽しくてもつまらない‥。

そういった全てが欲しいのが本当のところなんじゃないか
お金さえあれば
夫さえいれば
子供が幸せであれば何もいらない

それは貧しい

私は豊かさが大好きだ
強欲至極万歳!
本当の強欲至極を私は応援したい。

トータルで豊かさを追求する道は
みんなも幸せになる道だと思うから。

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【“COCOの星の運気予報” 2024年『8月』12星座運勢 と 世の中の雰囲気】
https://coco.sapr.jp/2024/07/column-61/

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2024.08.24

20番 The Last Judgment【今日の一枚から】

20番 The Last Judgment(審判)

審判を前に
幸運はあるようでない。
扉は開く人には『今』拓くし
開かない人にはどうあがいたって『今』は開かない
とてもシビアな『審判』だ。

20番 The Last Judgment

審判のカードというと
気づきと共に新しい次元が拓けるという
意味が一般的なのだと思いますが

一方で私は
とても地味な意味でもこのカードをとらえています。

精神世界の本が昔から好きで
10代ぐらいからあれこれ読んでいたように思う。
分かりようのない内容をなんとか体得しようと鵜呑みにしながら読んでいた記憶がある
似たような本や教えをあれこれ読みあさり訓練などの実践もしてみて
30年たって改めて20歳の頃読んだ本をみたら「あっそうかこういう意味だったのか!」と発見したりする。

西洋占星術も始めたばかりの頃は
ホロスコープを読むのが難しく
いちいちテキスト見ながら
紙に書き出して
その情報量の多さに辟易しながら
たどたどしく読んでいた。

これが即興でテキストも見ずにスルスル読める日なんてくるんだろうか‥と
途方もなさを感じて愕然としていたけれど
延々になんどもなんども繰り返し何年間もやり続けているうちに
ある日即興で読めるようになっていて驚いた。(さっと出来る人も沢山いると思うのですが、私はすごく時間がかかりました。)

審判のカードには
そんな途方もなくやり続けていたら
ある日扉が開く日が来て新しい視野が拓ける

とそんな意味を感じます。
(もちろんもっと深遠でスピリチュアルな意味もあるでしょうが)

私は日常的にこのカードが出たら
こんな風に地味な意味で解釈することが多い

好きな人がいて
どうしたらこの人と結ばれますか?と尋ねて
審判のカードが出て

今の次元では手に入らないけれど
あなたの心のステージが上がれば結ばれると読んだりした時

このステージが上げるには
どうすればいいのか?

もしかしたら
偶然にも今「気づき」としてそれが振ってきて
ステージが上がるかもしれない

でも
もしかしたら
途方もない道のりが待ってるかも知れない。

それが今であろうと
途方もない未来だろうと
審判の蓋が開くのは
心や魂の研鑽のすえなんじゃないかなと思う。

もし「今」扉が開くとしたら
ただの幸運ではなく
お互いの魂のながい研鑽が過去に(もしかしたら過去生の場合も?)あったんじゃないだろうかと
思ったりする。

だから扉は開く人には『今』拓くし
開かない人にはどうあがいたって『今』は開かない

幸運はあるようでない。
それは
とてもシビアな『審判』だ。

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