青い鳥はここにいるというけれど
青い鳥を探しに行く前の私と
青い鳥がここにいると知ったあととでは
きっとなんにもかわらないんだと思うのだけれど
でも
全てが違うんだろうと思うんだ
あるけどない
ないけどある
そんなパラドックスが世界にはある
誰しも
大なり小なり
コンプレックスというやつがいて
ついつい
悲しくなったり
恥ずかしくなったり
とっさに怒らなくていいことで怒ってしまったりして
もしもの
そんな自分のすべてを
本当にすべて許せるとしたならば
怒りを
「腹が立ったんだね」
恥ずかしさを
「恥ずかしいんだね」って
全てをいとおしく味わうように
嬉しいことを
「嬉しいんだね」
ってね
悲しみも喜びも
貴重な
体験だねってね
本当に許して
味わえるならね
考えすぎたグルグルも
「あぁグルグルしているね」
ってね
ぜんぶ
ぜーんぶ
許せるならね
きっと
何も変わらない
変わらないようだけれど
君は自由自在になる
そしてね
そういう人は
おんなじことを話しているようでいてね
それなのになぜか
とても魅力的なんだ
青い鳥
はここにいる
ずっとここにいたんだよ。
今日も読んで下さってありがとうございます。
いい一日を。
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『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。