昔(20代の頃かな)
とっても大胆な友人がいて
所謂、大言壮語。
やったこともないことを
さもベテランのように語り
仕事を取ってきたりする友人で
とにかく
とって来てから
その仕事のスキルを身に着けようとするようなところがあって
でもとにかく
誰かに助けてもらったり
も含めて
もうなんだかんだと
こなしていく
無茶苦茶な人だったが
結果的には
今はそれなりの実力や立場を得て
所謂成功人物となったといえるだろう。
普通に考えたら
ちゃんと実力を得て
順々に物事をこなしていくのがいいに決まっているだろうが
しかし
経験というものは
経験がある人にしか機会がこない
なんいていう事もあったりして
経験がある人も初心者の時があったりするんだけれど
その入り口がみつからない
初心者であっては
入れてはもらえない。
そういう事というのもあったりして
そうして
あきらめるんでなしに
非常識であっても
無謀すぎても
ありえない背伸びをして
あるレベルに強引に
ものすごい速さでジャンプする
或いは伸びていく。
そういうやり方もあるんだなぁと思った。
まぁ、その契約先の方にはなりたくはないが
(だって、きっと素人だと知っていたら頼まないんじゃないかと)
そういう強引さも
何かを実現しようとするならば
必要だったりするんだろうなと
若い時分に
その友人の動向を見ながら、思った記憶がある。
しかし、
やっぱりそのままで行けるわけはなく
そのあと必死に努力して
その大言壮語と実態の乖離を受けようとやっきになったり
或いは
あまり背伸びしすぎて
そもそも資質に会わないものを抱え込んでいたならば
なんとも言えない虚しさに苛まれたり
心を病んだりもする。
あるいは
もちろん
化けの皮が剥がれて
失墜したり
大恥をかくはめになったりも。
・・・・
プロとアマの違いという事を
時々考えるんだけど
案外その違いがはっきりなかったりんじゃないかなと思ったりする。
例えば占い師だって
アマチュアの友人で
ものすごい霊感があってなかなか鋭いリーディングに関心したりする。
絵描きだって
アマチュアでものすごいリアリティーに飛んだ絵を描き
感心させられたりすることがあったり
しかし
そうしたいわゆる実力がありそうな人が
プロとしてやっていけるかと言えばそうでもない。
思い切って
プロとして
始めたけど閑古鳥が鳴いて
収入につながらないと
諦めたりする人が多いだろう。
んで
プロだからと言ってすごいかと言えば
ものすごい上手いわけでも、感動するようなものを描くわけじゃないんだけど
ファンをしたがえ
プロとしてやり続けている
絵描きやイラストレーターの人がいたり
どうみても
いい加減な感じなんだけど
繁盛している占い師の知人
がいたりする。
そんな人をみると
プロとアマの違いというものがわからなくなる
所謂技術や実力というのはもちろん必要なんだけど
その人物の中の
「確信」
のようなもの
自信というか
できるという気持ちなのか
何かこっちだ!という
方向へ向けての集中力のようなものなのか
そうした
意識の力を感じずにはいられない。
物事は
技術や目に見える能力でなく
その人の意識の力によるところが大きんじゃないかと。
思ってしまうのです。
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今日も読んで頂いてありがとうございます。
いい一日を。
なんてことを描きながらも、やっぱり、誠実でないものや、必要な能力を備えてないものは
続かないよなと思います。正直にコツコツが一番です。
一時的にはそういうリスクを冒す事もアリかなって思いますが、背伸びしすぎや大言壮語は疲れますよ・・・。きっと。
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『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。