2016.10.08

火のないところで煙は立つ     <一日一篇の詩  vol.1> 

こちらは優しさのつもりでいるんだけどね
いつのまにか
相手はこちらを改善することにやっきになっていたりする

こちらは
ぼんやりマイペースなんだけどね
いつのまにか
あいては
やれこれが問題だ
あれが問題だ
こうすれば君は救われるんだといわんばかりに
右往左往
七転八倒していたりする

そうしてこちらが
そんな相手に
「大丈夫だよ。ありがとう」
なんて慰めると
ポロリと涙をこぼして
また
右往左往騒ぎ出す

さぁて、
火のないないところに煙は立たずなんて
諺があるけれど
だいたいにして人間は
火のないところで
煙がたっていると騒いでいる

でも
その騒ぎ事態が
ドラマチックで面白い
恋なんていうものも
その一つかもしれないのだからさ

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本日から<一日一篇の詩>をスタートします。

これは本日の
ホロスコープや数秘を見て、COCOに届いた詩
あるいはその日の朝
なんとなしに降りてきた詩を掲載するものです。
できるだけ毎日掲載しようと思いますが
ちょこちょこお休みもするかと思います。
よろしくお願いします。