2016.11.04

いい相性の定義 <一日一篇の言葉 vol.28>

双子の場合
星占いでいうと
ほとんど生まれたときの星の位置が同じですが
でも性格が全然違うんです
という話をちょくちょく聞きます。

星のエネルギーというのは
自分で使わないと他者に投影するという性質があったりするんですが
つまり
星では攻撃的な要素が強いのに
本人には全くその性質が見受けられない場合
身近に暴力的な人がいって
しょっちゅう暴力を振るわれていたりするんですね。

そんなこんなで
星のエネルギーはできるだけ自分で消化するほうが
幸せになれると私は考えていて
そういう人は
攻撃的なスポーツをするとか
キックボクシングとか
レスリングとか
女性でもそういう事をおすすめします。

でですね
双子の場合は
二人で星をわけっこするみたいに
生まれたときの星のエネルギーを分担してしまうケースが
全く性格の違う双子
という風になるんだと思うんですね。

しかし
本来は自分のもってるものを
相手が行うわけですから
その双子の片割れがいなくなると
何かしら欲求不満になったり
或いはその双子の片割れの持っていたはずの才能を
もう片方が発揮しだす
所謂、漫画の「タッチ」の上杉達也現象が生じるんですね。

相性というのがあって
一般には
拡大を現すエネルギーや
温和なエネルギーのものを
良い相性といわれているんですが
とくに
初心者向けの解釈のみが書いてある星占いなんかだと
そういうケースが多いように思うんですが

良い相性というのを

自分を生かす
自分の星のエネルギーを引き出す人

という風に定義した場合

意外に
90度の葛藤や争いを生じる人
150度のまるで性質の違う人
というのと出会うことが
自分を強化する
自分を知る
自分を磨く

いい機会になったりするんですね。

自分と似た人物だと
相手がそれを肩代わりしてしまう

あるいは
エネルギーをすんなり拡大してくれるような
同調型だと
あんまり成長しなかったり
怠惰になったりする可能性もある。

いい作物ができるのには
嵐も必要だ
水は少ない方が甘いトマトがなる

とか聞いたことがありますが
分かり合えて寛容なここちいい関係でなく

過酷な試練や
摩擦
嵐といったものを授けてくれる関係が

甘くおいしい果実には
不可欠だったりすんですね。

人間には発達傾向というものがあり
成長しようとする
本能があるらしんですがね

そうすると

あなたを
生かす人は
誰なのか

いい相性とは

運命の人とは

なかなか難しい定義です。

今日も読んで下さってありがとうございます。
いい一日を。

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『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日連載するものです。