凸レンズに集まった光の
焦点を小さくしぼってあてると炎があがる
手元のてんでんばらばらのすべてを
ひとつ焦点へ向けて
合わせることができれば
ほんとうは
叶えられないことなんてないのかもしれないんだ
そうした
本当の意思とやらは
ものすごい力を秘めているけれど
もしも
本当に焦点を合わせられたとして
そうして手に入れた結果は
確かに望みどおりではあるけれど
自分の想像を超えていることが
あったりする
或いは
ものすごく困難な状況や
サバイバルな中にあってさえ
焦点を
絞ることができるならば
自分の底に眠っていた
思いもかけない
底力のようなものにであったりするんだ。
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『<一日一篇の詩>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日連載するものです。