2016.12.07

特別でないことの特別さ <一日一篇の言葉 vol.61>

                               ⇒2017年12星座運勢はこちら

最近思うんだ。
もしかして
スピリチュアルな現象や能力って特別なことじゃないんだなって

何か特殊な能力があるとか
特別な境地に到達するとか
そういうことのようで
そうじゃない

人っていうのは
本当に
物事をありのまま
そのまま
ただ聞く
ただ見る
そういう事がとっても難しい。

ありのまま見ているようで
そこには
それぞれの観念があり
枠組みがあり

そうして人間というのは
本当にわかりあえなくて

分かり合えていないんだけれど
よくよく聞くと
よくよく観察してると
ものすごい平行線なやりとりをしながらも
また
分かり合えた幻想をお互い抱いていたりして

それでも
それで
それぞれが
それぞれの世界で
それが世界だと思って生きており

ただ、
もしも
出来るだけ
出来るだけ
(完全にクリアになるのは難しいとしても)
相手のところにそのままに聞くことができるなら
そのままにみる事ができるなら

多くのことは
既に
そこにあることを
見る事、聴くことで
答えが見える
問題は解決する

或いは
本当に
ただ、
世界がくれる
やってくる世界を聞いたなら

いろんな事が
なるようになっている
その不思議を体験するんだと思う。

つまり
不思議だと思える
そのところが
本当は真実で

ただ、
私たちの目を覆う雲に
まどわされないように
気をつければ

そういうことが
スピリチュアルな体験なんだろうと最近思ったりする。

ただ、その
ただ見る。

という事が本当に難しい。
だからやっぱり
そういう事が出来るのは

特別ではないけれど
特別なことなんだろうな。

パラドックス。

そうして
必要な事って
本当は既に与えられているんだろうなぁって
感じる。

まぁ、だからといって
やっぱり
迷い、嘆き、悲しみ、怒り、
喜びもしながら
日々雲をさまよう、私は人間なんだなぁ。

そうして
迷いの雲もまた生きることの美味しい醍醐味の一つだなぁと
思ったりもします。



今日も読んで頂いてありがとうございます。
いい一日を。

なんかちょっときょうは、頭ン中、倒錯してきたかも。

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『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。