2016.10.10

小金湯温泉の大樹    <一日一篇の詩 vol.3>

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優しいんだね
君の下で
小さな魂たちが遊んでいるよ

風が聞こえるね
君の下に
柔らかい
風が通り過ぎる

何が聞こえる?
世界のことが君にも届くの?

君は何を思うの?

あぁ、ただ
許しているのかい?

私たちを
そのままでいいとね
許しているんだね。

 
(写真:小金湯温泉の大樹。昨日撮影)
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★許すとはどういうことですか?

 許すとは力を抜くようなものです。
 
 許せないとき、人は硬直しています。
 許すということは、硬直を解きリラックスすることです。
 
 リラックスするだけでいいのかと思うでしょうが、
 勇気をだして力を抜いてみてください。
 実は許しは体の作用と連動しています。
 体の緊張と脱力により、許せなかったものが許しやすくなるでしょう。
 
 つまり許しとは、意思でどうにかなるものではありません。
 意思で許してると考える人もいますが、
 意思ではなく、それも宇宙の働きによるタイミングのなせるところです。
 
 そうして、どうしても許せないものを前に力を抜いていくとき、
 その硬直の下に隠していた悲しみがあふれます。
 涙とともに流されて、隠されていた悲しみが涙になるとき、
 硬直の下にあった、「私」に出会うでしょう。
 
 許すということは、自分になることを許すことです。
 あなたがあなたのままであることを許すことに通じます。
 そのままでいいよというメッセージを受け入れることです。
 
 私たちはさまざまな理由から、自分でいること、自分になることを
 ただただリラックスしてなることを阻害しています。
 許しとは誰かとのあるいは自分以外の何かとの間にある事柄のようでありながら
 実は許すというテーマを抱えた本人の事なのです。

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『<一日一篇の詩>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘を見て、COCOに届いた詩 あるいはその日なんとなしに降りてきた詩や言葉を だいたい毎日連載するものです。