2016.12.02

枝の先 <一日一篇の言葉 vol.56>

                               ⇒2017年12星座運勢はこちら

今日はサビアンは射手座の11度
「寺院の左側にある物質的さとりをもたらすランプ」
太陽と海王星は90度をさし
土星を中心に木星と火星が小三角をさす。

精神世界も行き過ぎると
現実からかけ離れた怪しいところにつれていかれそうだと
占いやヒーリングというものに懐疑的なひと
そういうものが好きだけど警戒心をもっている人

そういう人は多い

しかし
そういう怪しさ
危険なぎりぎりな感じがあるからこそ
それでもそこにある「本当」を求めて
旅をするように

こういうものを渡り歩く人は多いんじゃないだろうか

そうして
やれ
あれは本物だ
あれは偽物だと議論する。

人をだますために
不思議な話をする人もいるかもしれないが
多くは
大真面目に
あるいみ
行き過ぎてしまい
そうした行為に没頭するんじゃないだろうか

今日はそうした
世俗から離れた精神の向こうを求めて
もしかしたら物質さえも凌駕してしまうような可能性に向かって
ひっそりと何処までも追及するすがたが
行き過ぎてしまうような感じがする

太陽と海王星。

そうして

それをすれすれで止めて
限界で
着実に
やるべきことをやって
何かを形にしたり掴もうとする

そういう
小三角形のエネルギーがある本日。

30年前ぐらいに
スピリチュアルブームの初期のころ
「アウトオンアリム」というシャーリーマークレーンの
本を思い出す。

そこに
「真実は枝の先までいかないと手に入らない」
と書いてあって

頭がおかしいと
思われるかもしれない
じっさい
そうした
世界の
先まで踏み込んで
落ちるかもしれないその先までいかないと

見えないものというのがあるんだなと
感じた記憶。

そうして
先まで
行ってみたいと思う
ワクワクを

私も
抱いた一人

転落するか
しないかの
その狭間で・・・。




今日も読んでいただいてありがとうございます。
いい一日を。

でも、太陽と海王星の90度 (射手座×魚座)って
なんとかなるさ、って楽観的にチャレンジしたはいいけど、何とかならなくて唖然とする
行き過ぎた夢が、そんな無残な夢の散り方をしそうな危うさを想像する。
今は、
枝の先までいかないほうがいいんじゃないかなぁ‥‥。もう少し手前で立ち止まった方が…。

/////////////////////////////////
『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。

2016.12.01

手に入れれば失うもの <一日一篇の言葉 vol.55>

                               ⇒2017年12星座運勢はこちら

君は子供のときから映画が好きで
10代から20代は
とかく沢山映画をみた

仕事でがんばるとき
恋にのめりこんで心躍るとき
街中をぶらり散歩するときすら

もしかしたら
映画の世界のイメージが
君の胸を掻き立てていたかもしれない

そうして
少女だった子は結婚して
子供が出来
或いは気づけば10年以上仕事の経験を重ねるうち
あのころの
掻き立てる何かを失っている

思い描いていたはずの世界と
実際の出来事との間の
乖離に
がっかりしたり

街を歩くとき
ウインドウが
夜の街頭が
あのころより輝いて見えないことに
物悲しさを感じるだろう

現実とはこんなものだと思って
日々を毎日を生きるだろう

でも、まって

君は
しばらく
映画を見るのを忘れている
小説は?

ポップコーンとコーラーを買って
思春期のあのころのように一人で
映画館へ行っておいでよ。

こんなことを言ったら
腹を立てるかもしれないが

夢と現実が違うことなんて
たいしたことじゃない

夢をみれば
そのあと
夢はなんらかの形で現実になろうとするだろう

現実となった夢が
思い描いた世界と違うところがあったにしろ

現実を手にすれば
心の中の夢は失われる

君がときめいていたころ
君が輝いていたころ
実は
何も手に入っていなかったのではないかい?

もう一度
夢を膨らましてごらんよ。

それに
手に入れた現実と
君が以前描いた夢は
本当は
それほど違っていたかな?

違ったのは
君の胸の輝き。
掻き立てる何か。

夢というものは
手に入れれば失うもの。

形になれば
ときめきは失われる。

夢が現実になって失ったものは

「夢」

なのかもしれない。

もう一度夢をみよう。


.
今日も読んでいただいてありがとうございます。
いい一日を。

今日から12月。今年もあと一か月ですね、早いなぁ…。
「この世界の片隅に」という映画がそうとういいらしいから久々に映画館にいこうかなぁと思っています。

/////////////////////////////////
『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。

2016.11.30

分からない道 <一日一篇の言葉 vol.54>

                               ⇒2017年12星座運勢はこちら

何かを習熟しようと努力するとき
本当のところ自分がつかもうとしているものが何なのか
分からなかったりする

そりゃそうだ
在る程度
極めないことには
それが何なのかはわからないだろうから

わからないからこそ
習熟し続けている

そうして人は
分からないモノ
わからないゴールに向かって努力する

占いに来る人の多くは
自分の歩もうとする道が
何なのか?
何処へ行くべきか?
何のためになのか?
或いは確かに手に入るものなのか
知りたがる、

しかし
道というものは
分からないままに
歩まされるものなのかもしれず

あるポイントに
辿り着いて初めて
こういうことかと見えたりする

もしかしたら
「わからない」ということを
知る道だったりすることすらある。

それでも
歩み「続けられる」という事が
歩かずにはいられないということが
確かにこの道なんだという証拠であること
があるんじゃなかな

今日も読んでいただいてありがとうございます。
いい一日を。

つまり、どんな道にも「わからない」というのはつきもので、少なからず勇気というものが必要だったりする。
或いは、勇気を出したから歩み続けていられるんでなしに、歩まずにはいられないために、歩みに勇気を教えられていたりする。

/////////////////////////////////
『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。

2016.11.29

人懐っこい人嫌い <一日一篇の言葉 vol.53>

                               ⇒2017年12星座運勢はこちら

人嫌いな人間に限って
本当はひとなつっこかったりするから不思議だ。

しかし
本当は人懐っこい人嫌いは
その人懐っこさが
体臭のようにしみだしているのか

逃げても逃げても
誰かにまとわりつかれていたりする。

今日も読んでいただいてありがとうございます。
いい一日を。

/////////////////////////////////
『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。

2016.11.28

高みへ <一日一篇の言葉 vol.52>

                               ⇒2017年12星座運勢はこちら

こんなことを考えた

戦いというものには二種類あって

一つは
守り閉じた戦い

もう一つは
開いた戦い

守り閉じた戦いは相手を自分を傷つけるけれど

開いた戦いはお互いを高揚させ
限界の向こうを見せてくれるかもしれない

開いた戦い

相手と自分の中に

信頼と勇気への敬意があるだろう。

気高い魂は
高みへ上るために

戦い相手を求めている

どこまでも
どこまでも

いけるような

そんな誰か
そういう愛のありかた。

今日も読んでいただいてありがとうございます。
いい一日を。

/////////////////////////////////
『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。