2016.12.05

意味の危うさ <一日一篇の言葉 vol.59>

                               ⇒2017年12星座運勢はこちら

雑誌「つるとはな」で
ゲシュタルト崩壊について書かれた記事を読んだ。
それを読んで
あぁ、これはこころあたりがあると思った。

なんというか
物事の意味が崩壊する現象というか

たとえば
私なんかだと
すんごく疲れていると
たとえば
「海」という字があったとして
なんというか
海という字をみれば
海という字なわけで
その意味が
あれこれ考えなくても「うみ」として入ってくるわけで

でも
或る日
その疲れている日は
海が
なんというかただの線の形に見えるというか
図形というか
海が「うみ」という意味として認識できなくなるというか
バラバラにその形一つ一つとして届いてきて
そこに付加されていたはずの
意味というものが連動されて届いてこない。

こういう事が
私はたまに起こるわけで
そういうときは
少し怖くなります。

明日、このように、いろいろと
意味というものが分からななくなったらどうしよう・・・とね

でもこの
あるはずに意味との接続の
危うさというものが

リーディングには役立っていると思っていて

固定されてあるはずの意識や
観念を、集中していると

ぽこ!っと外してくれる瞬間をくれたりするんだと思う。
そういうときをきっかけに
オーラ―が突然みえはじめたり
思いがけないビジョンが流れてきたりして

接続の危うさというのは
怖くもあるけれど

面白くもある

思春期のある時期に
脳の左右のバランスが悪い時期があって
その時期限定で
透視能力や予知や霊能力が発達する子がいるというけれど

なんというか
それも
そういう危うさに関係するように思えなくもない。

ま、とにかく
なんというか
ものごとの「意味」というものは

そうやって
崩壊するところを漂ってみると
「意味」というものの
危うさを感じるとともに
意味に縛られてもいるということに気づかされたりもして

歳をとると忘れっぽくなるというけれど
逆に積み重なった様々な観念に縛られてもいる。

んで

老いて
脳が不安定になって
ゲシュタルト崩壊することが増えて

思い込みから自由になることも意外に悪くないなんて考えたりする。

今日も読んで頂いてありがとうございます。
いい一日を。

/////////////////////////////////
『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。

2016.12.04

意識の限界を広げること <一日一篇の言葉 vol.58>  

                               ⇒2017年12星座運勢はこちら

「意識」というものに
昔から興味があって
あれこれと読んだり試したりしたんだけれど

どうやら人は
自分の中に制限というものを作っていて
その限界にそって世界を体験しているようなのだ。

そうして
もしもその限界を外すことができたなら
実は
人間には
不思議な様々な可能性が秘められている。

ありえないようなスポーツの記録も
誰かが塗り替えると
気が付くと沢山の人がその記録を飛び越えて
さらに新しい記録が生まれていく

数年前までには
ありえないような事が
当たり前に実現していくのだ

「できるんだ」と心の底から思えれば
それは突破できる
誰かが新記録を出せば
多くの人がそれを目撃し
「これはできるんだ」と意識が変わる
すると
不可能だったことが可能に変わっていくのだ

また
スポーツでなしに
意識の枠を外す例とするならば
アカシックレコードというものがある

個人の意識の枠ぐみを
外すこと
そこんところ超えていくことで
時間や個人を超えて情報を得る事ができる
という

こういったスピリチュアルなことも
さっきのスポーツ例と同じようなところがあって
いきなり意識の枠を外して
過去でも未来でも、なんでも情報を入手出来るようになる
というのはハードルが高くても
少しずつ意識を広げることは、やりやすい。

例えば
オーラ―が見える友人とチョクチョク接しているうちに
自分もオーラ―が見え始めたとか
チャネリングする人とであったら
自分もできるようになった

などなど

そういう人に接して
「あ、こういう事は本当にできるんだ
 あ、こういう風にするんだ
 こんな感じで見えてるんだ」

とか
イメージして
「できることなんだ」「ほんとうにあるんだ」
と意識がなったら
それができるようになる。

或いは、
占いも
占っているうちに
不思議体験
例えば…
当たる経験や相手が語っていないことを読み取る体験
を一つするれば、
またそれが増え、
さらに増え・・・
とだんだん

気が付くと
不思議な事が当たり前になる

という風にだ。

だから、
占いとかスピリチュアルっていうのは
素質だけじゃなく

意識というものが大きく作用していて

そういう意味では
どんな人でも
出来る可能性のあるものなんじゃないだろうかと思う。

でも
案外こうして
少しづつひらいたならば
驚きや感動というやつはあんまりないんだけれどもね。

今日も読んで頂いてありがとうございます。
いい一日を。

/////////////////////////////////
『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。

2016.12.03

山羊座の月 <一日一篇の言葉 vol.57>

                               ⇒2017年12星座運勢はこちら

ここ数日
キューっと
心が苦しい感じがする。

ふと現在の
ホロスコープ(頭上の天体配置)を見ると
山羊座の月。

こころを現す月にとって山羊座はデトリメントと呼ばれ
本来の豊かな喜怒哀楽を抑制されがちで
苦しい場所なのだ。

幼いころの
トラウマ
両親へのいらだち
仕事の上司へのストレスなどが

ぐーっと
沸いてきて
心を圧迫しやすいとき。

そんなときは深呼吸

スーハ―
スーハ―

大丈夫。

今日も読んで頂いてありがとうございます。
いい一日を。

/////////////////////////////////
『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。

2016.12.02

枝の先 <一日一篇の言葉 vol.56>

                               ⇒2017年12星座運勢はこちら

今日はサビアンは射手座の11度
「寺院の左側にある物質的さとりをもたらすランプ」
太陽と海王星は90度をさし
土星を中心に木星と火星が小三角をさす。

精神世界も行き過ぎると
現実からかけ離れた怪しいところにつれていかれそうだと
占いやヒーリングというものに懐疑的なひと
そういうものが好きだけど警戒心をもっている人

そういう人は多い

しかし
そういう怪しさ
危険なぎりぎりな感じがあるからこそ
それでもそこにある「本当」を求めて
旅をするように

こういうものを渡り歩く人は多いんじゃないだろうか

そうして
やれ
あれは本物だ
あれは偽物だと議論する。

人をだますために
不思議な話をする人もいるかもしれないが
多くは
大真面目に
あるいみ
行き過ぎてしまい
そうした行為に没頭するんじゃないだろうか

今日はそうした
世俗から離れた精神の向こうを求めて
もしかしたら物質さえも凌駕してしまうような可能性に向かって
ひっそりと何処までも追及するすがたが
行き過ぎてしまうような感じがする

太陽と海王星。

そうして

それをすれすれで止めて
限界で
着実に
やるべきことをやって
何かを形にしたり掴もうとする

そういう
小三角形のエネルギーがある本日。

30年前ぐらいに
スピリチュアルブームの初期のころ
「アウトオンアリム」というシャーリーマークレーンの
本を思い出す。

そこに
「真実は枝の先までいかないと手に入らない」
と書いてあって

頭がおかしいと
思われるかもしれない
じっさい
そうした
世界の
先まで踏み込んで
落ちるかもしれないその先までいかないと

見えないものというのがあるんだなと
感じた記憶。

そうして
先まで
行ってみたいと思う
ワクワクを

私も
抱いた一人

転落するか
しないかの
その狭間で・・・。




今日も読んでいただいてありがとうございます。
いい一日を。

でも、太陽と海王星の90度 (射手座×魚座)って
なんとかなるさ、って楽観的にチャレンジしたはいいけど、何とかならなくて唖然とする
行き過ぎた夢が、そんな無残な夢の散り方をしそうな危うさを想像する。
今は、
枝の先までいかないほうがいいんじゃないかなぁ‥‥。もう少し手前で立ち止まった方が…。

/////////////////////////////////
『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。

2016.12.01

手に入れれば失うもの <一日一篇の言葉 vol.55>

                               ⇒2017年12星座運勢はこちら

君は子供のときから映画が好きで
10代から20代は
とかく沢山映画をみた

仕事でがんばるとき
恋にのめりこんで心躍るとき
街中をぶらり散歩するときすら

もしかしたら
映画の世界のイメージが
君の胸を掻き立てていたかもしれない

そうして
少女だった子は結婚して
子供が出来
或いは気づけば10年以上仕事の経験を重ねるうち
あのころの
掻き立てる何かを失っている

思い描いていたはずの世界と
実際の出来事との間の
乖離に
がっかりしたり

街を歩くとき
ウインドウが
夜の街頭が
あのころより輝いて見えないことに
物悲しさを感じるだろう

現実とはこんなものだと思って
日々を毎日を生きるだろう

でも、まって

君は
しばらく
映画を見るのを忘れている
小説は?

ポップコーンとコーラーを買って
思春期のあのころのように一人で
映画館へ行っておいでよ。

こんなことを言ったら
腹を立てるかもしれないが

夢と現実が違うことなんて
たいしたことじゃない

夢をみれば
そのあと
夢はなんらかの形で現実になろうとするだろう

現実となった夢が
思い描いた世界と違うところがあったにしろ

現実を手にすれば
心の中の夢は失われる

君がときめいていたころ
君が輝いていたころ
実は
何も手に入っていなかったのではないかい?

もう一度
夢を膨らましてごらんよ。

それに
手に入れた現実と
君が以前描いた夢は
本当は
それほど違っていたかな?

違ったのは
君の胸の輝き。
掻き立てる何か。

夢というものは
手に入れれば失うもの。

形になれば
ときめきは失われる。

夢が現実になって失ったものは

「夢」

なのかもしれない。

もう一度夢をみよう。


.
今日も読んでいただいてありがとうございます。
いい一日を。

今日から12月。今年もあと一か月ですね、早いなぁ…。
「この世界の片隅に」という映画がそうとういいらしいから久々に映画館にいこうかなぁと思っています。

/////////////////////////////////
『<一日一篇の言葉>とは?』 これは本日の ホロスコープや数秘をインスピレーションにして、COCOに届いた詩やエッセイ、あるいはその日なんとなしに降りてきた言葉を、だいたい毎日朝6:00に更新、連載するものです。