2022.11.16

2023年 『牡牛座』 運勢

2023年 年間『牡牛座』運勢

牡牛座には過去2008年から15年間、牡牛座の「信念」を表すエリアに冥王星というインパクトの強い星が乗っていました。冥王星は死と再生を司り、「信念」に冥王星があると、自分の活動の意図や信じていることを極限まで極めて見ようと思い、中途半端な考えを嫌い、とことん考えたり、周囲が驚くような極端な取り組み方をしたりした面があったのではないでしょうか。憧れや、今ここに無い何処かへ手を伸ばしたい、見たことの境地へ到達したい、そんな思いで行動した結果、15年前とは違う地点にたどり着き、15年まえとは全く違う信念を胸に抱くことになった牡牛座もいるのではないでしょうか。

そうして今年は冥王星が15年ぶりにエリア移動します。そして今度は「達成」や「肩書」を司るエリアに21年間居る事になります。その影響で、牡牛座は今までと全く違う「看板」を持つことになったり、まったく違う社会的な目標を持つことになるかもしれません。周囲から抱かれる貴方とは誰?というイメージが新しく生まれ変わるのです。

そのきっかけとなる最初の出来事が今年の3月~6月中旬にかけて予告のように到来します。まだ本格的なエリア移動は2024年なので、今はまだ、予感、或いはインスピレーションをもたらす出来事があるだけかも。しかし牡牛座にとって今後の自分の目標や立ち位置を占う大事な時期なので、この時期に起こる出来事には注意を払って下さい。

ただ、もしかして、人によっては、今年の3月頃にこれまでの自分の看板やイメージ、立ち位置のままではいられない決定な出来事が起こる可能性があるかも。或いは運命的なライフワークと出会い、周囲を圧倒するような新たな「看板」と出会うことも。極端な場合は、並ぶ者ののない実力者や権力者のような肩書を得る場合もあれば、何もしない世捨て人のような烙印を押されたり、大事にしてきた立ち位置をあっさり捨ててしまう事も。或いはなにがしかのきっかけで何としても周囲を圧倒する「看板」を手に入れてやる!!という強い目標や欲望を持つことになる人も。

どちらにせよ、これまでの自分の立場を手放して、あたらしい自分の立ち位置をつくることになっていくでしょう。

その場合も、一旦は元のポジションに戻り落ち着いたムードが戻りますが、
「今まで通りの自分ではいられない」とはっきり自覚することになるかも。

ただ、これは、ここにきて突然起こった出来事というより、ここ二年ぐらい周囲の期待する「自分」というものに義務や責任を感じるとともに、立場を失うことを恐れ保守的になり身動きがとれなくなりつつある自分を感じていたのではないでしょうか。何処か追い立てられるような不安を感じていた人も。

一見、2023年6月下旬以降は、元の通りに進めそうなムードになりますが、
行きつ戻りつしつつも2024年の11月末にはもう、はっきり後戻り出来ない雰囲気になるかもしれない事を心して。今年はその移行期間と心得るといいかも。

この期間は受け身でいるよりも、自ら進んで、より今の自分の本質にあった、立場やあり方を求めて行動する方が開運につながるはず。その際、それまでの立場や肩書を失う事を恐れないことが求められそう。

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とはいえ、牡牛座には昨年から、密かに温めてきたことがあるのではないでしょうか?一人で誰にも影響されず取り組んできたことは貴方を癒し活力を与えてくれていたはず。それは何かしらのアイディアかもしれないし、作品づくりかもしれない。料理の場合もあれば、スポーツやアウトドア、スリルを伴う事や新しいジャンルの勉強かも。

もしかすると、そうして一人で熱中していたことが5月に日の目を見ることになるかも。そもそも、牡牛座はとても感覚的でのんびりした気質の人が多く、自分の感覚やコダワリに従い堂々と存在できる人が多いのが特徴です。昨年から今年の前半にかけて一人熱中したことにより、再び自分の感覚を取り戻し、自分らしさが戻ってきた感じがしそう。

5月下旬からは幸運の星木星が牡牛座の頭上に輝き加護を与えます。「なんとかなる」というおおらかさと周囲にたいしても、どっしり受け止められる雰囲気を取り戻すことでチャンスや機会に恵まれる暗示。ただ、器用にあれもこれもこなすやり方はあまりシックリこないかも。仮に複数のチャンスが巡ってきても、その中で最も自分の適性にあったものに集中することが開運の鍵に。多少堅物にみられても自分の感性やコダワリは大事したいかも。感覚や自分の持ってる技術を生かす機会があれば達成感を感じそう。

一方、3月中旬からはそれまでの仲間に急に苦手意識を感じたり、それまでは進んで繋がりたいと思っていた仲間との関わりが急に義務感によるものに感じられて億劫になることも。
或いは新しくできる仲間はちょっと気難しかったり厳しい意見をいう人が多く、なかなか心を通わせることが出来ないかも。

今年は、楽しみや娯楽を友人に求めるのではなく、現実的な忠告や実利的なつながりを得られる友人を求めるといいかも。必然的に友人の数が減ることになったりするかもしれません。

しかし…どちらかというと友人関係は混沌とする可能性も。困っている友人に心を開けない自分をひどい人間に思えてしまったり、優しくすべきでない友人に手を差し伸べて逆に駄目にしてしまったり、友人を当てにしたら物事がぐちゃぐちゃになったり、何かと悩むことがあるかも。今年はなかなか正解が見出せないと観念し、手探りしながら新たな友人との距離感を探るべし。

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<まとめ>
・大きいテーマの移り変わり期。自分の「信念」がテーマの時期から、周囲からみた自分の立ち位置や「看板」「肩書」がテーマの時期に。これまでの看板が壊れる予感と新しい看板のイメージのゲットと変化への準備。

・昨年から一人で熱中したことが、自分らしさを蘇らせてくれたことを実感。

・チャンスが増える幸運期到来。
 おおらかに自分らしくのびのび活躍できそう。

・これまでの仲間に苦手意識?!
 実利性の高い友人が増えすかも。
 友人関係は少し混沌としそう。観念して、手探りで距離感をさぐるべし。