2019.06.04

7月3日新月(日食)に思う。

「月間ちょこっと12星座運勢とヒント(7/3~7/31)」はこちら

7月3日新月(日食)・7月17日満月(月食)について

今回の新月は皆既日食ですね。残念ながら日本では観測できないのですが、南アメリカなどでは観測できるそうです。17日に起こる月食は部分月食ですが天気よければ未明に日本でも観測できるそうです。地域は東部を除く中国・四国地方より西エリアということらしいですが、私の住まう北海道では観測できないので残念です。

新月は一か月のサイクルのはじまりであり、この一か月の種植えの時期でもあります。この一か月はどういうエネルギーを秘めていてどう発展していく可能性があるのか?またどのような方向にエネルギーを使うことが宇宙の流れにのれるのか?星読みしてみました。

しかも今回は日食ですので、これから半年にまたがる影響となる特別な新月!…ということで、少し力が入ったのか今回はいつもより文章がちょっと長くなってしまいました(汗)。

<今月のポイント>

・他者からの厳しい視線の中で自分に課せられた「責任」と向き合うことが今月のテーマ。その責任の中には家族や社会への責任だけでなく「自分を大事にする責任」も含まれており、その狭間でいかにバランスをとるのか?ということを学ぶことになる時期。

・「私はなんなのか?」「私の役割は?」「私は何のためにここにいるのか?」というアイデンティティへの問いが、痛みを伴う形で突き付けられるが、痛みがあるからこそ、明確な攻略目標を意識して本当の自信の獲得へ努力できるとき。

・状況は無意識に導かれて「成るようになっていく」 ときです。後半はそれぞれが何かしらの「自分らしさ」と直面することになりますが、それをポジティブなものにするか?ネガティブなものにするかは、それぞれの自分への自信や信頼により大きく異なることになりそうです。

・月の前半はお金や資源に関して何かしら「ハッ」とする変動が起こりやすいとき。

・後半はマスコミやネットなどで、誰かがうっかりこぼした発言がきっかけで思わぬウェーブが巻き起こる可能性あり。

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では
今回もホロスコープの要素を一つ一つかいつまみながら、7月3日のホロスコープを詳しく読んでいきます。(東京図を参照。サビアンは数え度数を使用)

「詳しい解説には興味がない」という方は、上記の<今月のポイント>だけお読みいただいても大丈夫です。お読みいただいてありがとうございます。

・Asc 蟹座(支配星月)
・1ハウス蟹座 月×太陽(日食・ドラゴンヘット)
 ×11ハウス牡牛座 天王星 セクスタイル
 ×10ハウス牡羊座 キロン スクエア
 ~サビアン~
 太陽・月「しかめっ面をするピエロ」蟹座11°
 ドラゴンヘット「ヒヨコのために土をほじくる雌鳥」蟹座18°
 キロン「二つの領域でうまく自己表現している男」牡羊座7°
 天王星「渓谷にかけられる建設中の橋」牡牛座6°
   
・7ハウス山羊座土星×冥王星
 (土星×ドラゴンテイル)コンジャンクション
 ~サビアン~
 土星・ドラゴンテイル「イギリスの国旗」山羊座18°
 冥王星「戦争での勇敢さをたたえる二つの賞」山羊座23°
 
 
今回の新月は皆既日食です!しかも月のオウンサインの蟹座で起こります。日食は太陽の通り道の黄道と月の通り道の白道が交差するポイントで起こる特別な新月です。さらに基本的個性を表す第一ハウスで発生することを思うと、この日本に住む私たちにはさらに影響力の強い、今後半年(場合によっては数年に及ぶケースも)少し長めのテーマをはらんでいる新月です。

1ハウスと7ハウスのラインを貫く蟹座×山羊座のノード軸からこの半年間は他者からの社会的な厳しい視線の中で自分の能力発揮を求められる中で、自分に課せられた「責任」と向き合う事がテーマとなることが読み取れます。大切なことは、家族や社会へ責任だけでなく、「自分を大事にする責任」もこの責任に含まれるということです。そのはざまにあっていかにしてバランスをとるのか?ということを、多くの人がこの時期、奮闘したり悩んだりしつつ学ぶこととなるでしょう。

ドラゴンヘットの位置はまさに、社会参加するにあたり、自分の本性に適したありかたを諦めずに探すすがたを表しますし、新月の位置も常識や一般論に控えめながらも安易に従わないという姿勢を表しています。さらにの日食には天王星とキロンのアスペクトもあります。これから発展する可能性のある自分の中の能力やポテンシャルのようなものが、「自分の本性に適した形ででの社会参加」へのあきらめない意識を援護してる雰囲気があります。人によってはそうした可能性を感じさせてくれる出会いや活動、作業と出会えるかもしれません。それでも10ハウスにあるキロンは「私はなんなのか?」「私の役割はなにか?」「私はなぜここにいるのか?」という自分のポジションやアイデンティティへの問いを痛みを伴う形で突き付けてくるかもしれません。そこには敗北感や答えが出ない不安など様々な戦いがあるかもしれませんが、その痛みや不安があるからこそ、明確な攻略目標を意識することができるし、アイデンティティーや本当の自信の獲得へ向けて自ら追求し戦うエネル源ともなるのです。

模索している姿はMC海王星に表されているようです。まだまだ何者なのかわからない流動的な立場が見て取れます。ただ、この固まらない感じが逆にこの、アイデンティティーの獲得への戦いを柔軟にサポートしているようにも見受けられます。しかし、少し役割や仕事がふわふわと肥大して広がりすぎてしまう暗示も。方向性をつかめぬまま、雲をつかむようにふわふわしたまま、なんだったんだろう?と見失うケースや。或いは肥大してあれこれと自分のものでない仕事や責任を抱え込んで「私は何屋???」となってしまうことには注意しましょう。克服目標は明確なはずです。ドラゴンヘットが投げかける「自分を大事にする責任」を意識することが、周囲の雰囲気やニーズにのまれず自分のアイデンティティーの獲得という目標からぶれずに進む大事なカギとなりそうです。

余談ですが
2ハウスのテンションの高さが気になりますね。

 
・2ハウス獅子座 火星×水星 コンジャンクション
  ×11ハウス 天王星牡牛座 スクエア
  ×10ハウス キロン牡羊座 トライン
 ~サビアン~
 火星「脳溢血の症状」獅子座1°
 水星「正装した男と角を刈られたシカ」獅子座4°
  

自分の能力や経済面で自分を見せつけてやる!という闘志が刺激的に燃え上がりそうな気配、またその「カーッ」としたエネルギーがどうやらのアイデンティティーの獲得というテーマの背景でちらちらしている様子がみてとれます。

つい今繰り広げられているアメリカと中国の覇権争いをイメージしてしまいますが二つの国の間で揺れる日本。立場が流動的なさまと、対面と自国を大事にすることの狭間…

なんだか国の問題に置き換えるとしっくりきてしまいますが。私は株やお金には全く詳しくないのでなんともいえませんが、2ハウス獅子座火星に天王星90度…とは、金融関係には未来に関係する突発的な変動が予想される暗示なので、何かしら「はっ」とする変化があるかもしれませんので注意が必要かもしれません。

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この新月のエネルギーは
次の満月で満ちて成果として受け取ります。或いは半年後の蟹座の満月で一つの成果や結果として受け取り手放す事になるでしょう。
ちなみに次の満月は7月17日山羊座の月食です。
半年後の蟹座の満月は2020年1月11日です。

とりあえず、次の満月「7月17日」の満月図(月食図)をみてみましょう。

・ASC 獅子座
  ⇒支配星太陽 12ハウス蟹座 

アセンダントが獅子座にあり、東京図において、この満月図全体の雰囲気が「主体的自分」というものというところにあるのがわかります。しかし、面白いなぁと思うのは、その「自分」というものが12ハウスにあるということ。12ハウスは「溶解の部屋」とも言われ、自我というものが分解して全体に統合して融けていくようなそんなエネルギーを持った部屋であり、自分の居場所やルーツのようなところから私を吸収して確立する。まさにアイデンティティの具現化といえますが、東京図において、現象化する私は意識的に自分でつくりあげた自分ではなく集合的無意識のようなところから受け取った私が私であるというような、不思議な様相を呈します。

・6ハウス月冥王星(土星)
 ×12ハウス太陽 オポジション(月食)
 山羊座×蟹座のノード
 ~サビアン~
 月「東洋の敷物を扱う商人」山羊座25°
 太陽「右肩越しに突然投げかけられた黒い影または外套」蟹座25°
 冥王星「敗北を優美に認める将軍」山羊座22°

自分の心の深いルーツや集合意識から影響を受け取った太陽が月を照らし、環境に新しい活力を与えていくという配置。今月は、まるで大きな力にに飲み込まれるように徹底的に義務や仕事などに従事していくことになる人も多いと思いますが、その作業の中で今までにない「本質的」な私が無意識から立ち現れ、それが周囲にとっては新しく新鮮な影響を環境に与えることになる。そんな現象になりそうです。

・太陽×月の調停の位置に8ハウス海王星魚座
 海王星「弟子を指導する師匠」魚座19°

調停の位置にある海王星から、この満月の働きを直感的な海王星の働きがサポートしているのが見て取れます。体験学習のように体験しながら理解していく感じ。想定した動きというよりは、「成るようになってく」なっていきながら明らかになるものに、任せていくこと、成るようになる自然の流れに耳を澄まして感じることに任せているような姿勢が自分を助けてくれることになる。そんな感じがします。

日本人というのは「集合意識」からの影響の強い人々なのかなぁと私は思っています。この災害の多い小さな島国で、この人間作為の通用しない大きな自然の働きの前で、なんとか協力して生きていくために無意識で培われた民族的なムードのようなものなのかなぁと思っていますが、いま、まさに大きな集合意識の渦の中から立ち現れるものそんな大きな漠然としたものと「自分」というものの接点がこの満月に現れるのだろうと思います。

だから、腹が立ったり、身近ななにかに奮闘しつつ、これが私の意思だ!と思いながら、その私の意思は無意識レベルで自分を超えた大きな流れの持っている集合的な意思のようなからも影響を受けている。そんな時期ですね。

12ハウス火星 水星×カルミネート天王星 スクエア
 ~サビアン~
 火星「早朝の霧」獅子座10°
 水星「おたふく風邪の伝染」獅子座2°
 天王星「サマリアの女」牡牛座7°

そして印象的なのはラジカルな火星水星天王星。
MCの天王星は周りとの違いを際立たせることになります。人によってはこの違いを格差にように感じてしまう人もいることでしょう。ただ星が語るのは、格差に思える事柄の中に「私」らしい「私の種」が実は隠れており、立場の優劣を感じたとしても、自分のルーツにある特性と深く結びつき確固として自信を持つことで「出過ぎた杭は打たれない。」ように自分らしさを環境の中で発揮し認められることにもつながる可能性があるということ。天王星は環境の中で違いを明確化する、或いは「浮く」作用がありますが、それをネガティブな孤立や孤独とみなすか、個性や私らしさの発揮とみなすかは、それぞれの自分への自信や信頼により大きく異なることになるだろうと思います。

一方、この天王星は無意識に沈む火星や水星を刺激して、突発的な発言や、攻撃的言動となり、周囲を巻き込む改革的なウエーブを作り出す可能性があります。マスコミやネットなど広い情報の世界で、誰かが無意識でうっかりこぼした言葉が引きガネになるかもしれませんね。

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<今回の新月(日食)満月(月食)のポイントまとめ>

・他者からの厳しい視線の中で自分に課せられた「責任」と向き合うことが今月のテーマ。その責任の中には家族や社会への責任だけでなく「自分を大事にする責任」も含まれており、その狭間でいかにバランスをとるのか?ということを学ぶことになる時期。

・「私はなんなのか?」「私の役割は?」「私は何のためにここにいるのか?」というアイデンティティへの問いが、痛みを伴う形で突き付けられるが、痛みがあるからこそ、明確な攻略目標を意識して本当の自信の獲得へ努力できるとき。

・状況は無意識に導かれて「成るようになっていく」ときです。後半はそれぞれが何かしらの「自分らしさ」と直面することになりますが、それをポジティブなものにするか?ネガティブなものにするかは、それぞれの自分への自信や信頼により大きく異なることになりそうです。

・月の前半はお金や資源に関して何かしら「ハッ」とする変動が起こりやすいとき。

・後半はマスコミやネットなどで、誰かがうっかりこぼした発言がきっかけで思わぬウェーブが巻き起こる可能性あり。

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「月間ちょこっと12星座運勢(7/3~7/31)」はこちら

「8月1日新月に思う」はこちら
「月間ちょこっと12星座運勢(8/1~8/29)」はこちら

2019.04.03

4月5日 新月に思う。

⇒今月の「ちょこっと12星座運勢とヒント(4/5~5/4)」はこちら

この度の新月はだいぶん前に分析済みだったのだけれど、色々な要素があって、言語化に随分時間がかかってしまったけど、なんとかUP! 

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新月は一か月のサイクルのはじまりであり、一か月の種植えでもあります。
また春分点後のはじめの新月ということで、本格的な今年のはじまりを感じる時期の到来です。
この一か月はどんなエネルギーを秘めていて、どう発展していく可能性があるのか?
どのようにエネルギーの方向を使う事が宇宙の流れにのれるのか?

<全体的なテーマ>

★対人関係でいかに自分をオープンにしていくのか?というテーマがある時期。
  
新しい始まりを前に自分をさらけだしても受け入れてもらえるか?人から自分はどうみえるのか?
という視点が強く働いて、自分を開くか閉じるか迷う人が多い時期。

人と人がお互いのテリトリーに踏み込んで、壊したり壊されたりしながら理解を深めたり、大事なものを受け取る時。
抵抗を感じたり、傷ついたり、腹が立ったりもあるけれど、痛みながらも消化していく。
しっかり痛みと向き合うことで逆に癒されていくとき。深刻にとらえず楽しみながら軽やかにふるまうこと。見ないわけでもなく、考えすぎるわけでもなく、しっかり胸の抵抗感とか痛みを感じ切ることが開運のカギ。

さらに、対人関係では異変とか新しいものが入ってきやすい時期。

今までの価値観や当たり前が覆されるような刺激が出会いに生じやすい時。
既にある仲間うちとか輪の中にまったく違う価値観をもった人が入って来て、中には「こうであるはず」「こういうものでしょ」という自分の思う常識や慣例が通用しないケースもあり、その事で頭がフリーズするような感じになったりも。この人にどう対応しよう、と思うとともに、視点が今まで知らなかった世界や視点へと広がるきっかけになる場合も。

いろいろ、痛みも抵抗も驚きも迷いもありそうだけど
それを乗り越えて自分を開いていけたなら喜びにつながる予感。
なかには圧倒されて積極性や主体性を一時的に失ってしまう人も
無理に頑張らない自然体の私でいることが開運のカギ

★仕事の場(或いは、やらねばならない義務や訓練の場所)で自分の頭をどういう使い方をするのかが、この一か月の運気の分かれ道になる。

はっきりしない流動的な状況で働く人が多いでしょう。
混乱した状況が予想されるので物事を予定や想定通りにかちっかちっととらえたい人や変化を嫌う人には厳しい時期。直感的に臨機応変にいこう!ということであれば、この変動していく足元の変化と連携がとれていくでしょう。

また、膨大な情報量がやってきて処理する必要性に追われる人がふえるでしょう。テリトリー内に範囲外のものがドーンと大量に入ってきたりも。ただその情報は「準備段階ですよー」「まだこれからのための情報ですよー」ということなので、
今の段階で解釈固めてしまわないで、今後へのビジョンを膨らませていくような感じに受け止めていけるといいでしょう。

~占星術的特徴~
Asc 天秤座 
7ハウス ♈16度「日の入りに踊ってるブラウニー」;太陽月新月×4ハウス♑土星冥王星0度がスクエア
7ハウス ♉天王星
チャートルーラー5ハウス金星
8ハウス♊火星×6ハウス♈キロン 
10ハウス♋ドラゴンヘット×土星冥王星オポジション
6ハウス ♓水星海王星0度×4ハウス♑土星冥王星0度がセクスタイル
6ハウス ♓水星×3ハウス♐木星
など…
※東京図と札幌図、双方参照して解釈しました。

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<まとめ>

対人関係に焦点があたり、新しい人、刺激的な人との出会いが色々あります
そこでいかに自分を出していくのかがテーマ。
どうしていいのかわからず積極性を失ってしまう人もいるかもしれないが力を抜いてみたら見えてくるものがあるはず。
自然体でいることが開運のカギ。
状況が流動的になりやすい年度初めです。
合理的にとらえすぎたり、きめにかかろうとしないで
直感的に臨機応変でいて、今後のビジョンをやわらかく形成していく準備期間ととらえるといい時期。

おまけ…

土星と冥王星のコンジャンクションという大きな動きは、来年の1月まで行きつ戻りつしつつも接近して、そのあと離反していきます。つまり、オリンピックイヤー前までに、日本だけじゃなく世界中で、国や社会や組織の土台といえるようなものが大きく変化するピークとなります。オリンピックの年には「そういえばいろいろ変わったねー」と語らうことになるかもしれませんね。

そんな変動の一年が本格的に動き出しました。
柔らかく!新しい時代の流れにのっていきましょう!

⇒今月の「ちょこっと12星座運勢とヒント」はこちら

⇒2019年の「12星座運勢」はこちら

2019.03.19

3月21日春分(満月)に思う

<2019,3.21.6:58 春分の占星術的特徴>

・12ハウス☉♈×キロン0° 太陽牡羊座へのイングレスとキロンコンジャンクション
 ☉♈×♍☽180°(10時42頃に♎満月へ))

・ASC♈×♅0° アセンダント牡羊座と天王星のコンジャンクション(北海道はASC♉)♂は1ハウス

・♉♂×♑♄♇×♓☿♆ の小三角
 MC♑×♄♇0° MC山羊座×土星冥王星コンジャンクション(かなりオーブざっくりな0°)
 12ハウス♓☿♆0° 魚座水星海王星0°
 ☿は3/28まで逆行

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ここ最近は満月新月について書いてきたけれど
今回の満月は春分と同じ日ということだったので
今日は春分図を読んでみようと思う。

春分図というのは占星術でいうところの新年のようなもので
この一年間のサイクルを一巡りして
またゼロから新たにスタートする日の事をいい、
主に一年間の全体的な雰囲気、所謂「どんな年?」というようなことを占ったりするのに使います。
(一年で使う場合もあるし、春分からの3か月間の主な運勢として見る場合も)

満月は種を巻いたことが目を出し膨らんで結果となって目に見える形で出現するようなエネルギーを秘めており
この春分が満月と重なる、ということは
今年(或いは今後3か月)は何かしらの成果や結果が出やすい年。となるのかもしれません。
いままで思ってきたことや過去に種まきをしたこと、準備してきたことなどが
ハッキリと現象となって、対峙することになる時期となるのかも。
天秤座で満月が起こることからすると、出会いとなって対峙する人は多いでしょう(卒業、入学式シーズンですしね)

アセンダントは牡羊座で天王星と0度MCには土星と冥王星の0度
となにか人前に見せる顔のようなものが新しくして変えていく時。
しかも土台となる仕組みのような大きなものの変化がその顔に貼りついているあたり
じわじわと変化してきたものに対して「変わりましたよー」とハッキリ公言して歩み出した
そんな印象があります。

日本の元号が変わることを連想しますが
北海道ではASCが牡牛座にくること、そしてその支配性の金星は11ハウス水瓶座にあることを思うと
色々あったけど、未来を見据えて新しい気質的な魅力を北海道を開拓して行こうと、
変化の更にもう一歩既に先を歩んでいるようなそんな感じがします。

12ハウスにある魚座水星海王星は、なんだかあの世から声が聞こえてきそうな気配がします。
単純に解釈するなら夢やビジョンというのでしょうが
12ハウスでもあり、魚座海王星12ハウスと同質のエネルギーが3重に重なると
それはただの夢ではない
もっと現世を超えたエネルギーのようなものを感じてしまいます。

そしてそれを後押しするように背後で
山羊座冥王星と牡牛座火星の120度がからまり小三角を形成していて
とてもとても現世的なエネルギーが後押ししてるという

形の無いものを受けっとて、形あるものにしていこうという強いパワーがバックUPしているという面白さ、

これは一体どういうことかなぁと考えてしまうんだけど、

私たちのコントロールを超えたあの世のむこうのエネルギーをもってして
私たちは「何者です」という看板を付け替える。
そして、それはものすごいパワーでもって具現化していく

そんな感じがします。

ただ気になるのは
この牡羊座に入る太陽とオーブ2度で重なるキロン。

キロンというのは小惑星の一つで
土星と天王星の軌道にまたがる軌道を周回しています。

私たちを成り立たせている制限でもあり、守ってもいる土星を超えて
もっと普遍的な宇宙の法則を天王星とその向こうから持ち込んでくる
そんな星です。

キロンはここしばらく順行逆行を繰り返し、魚座に戻ったり牡羊座に入ったりを繰り返しましたが、
この度(2月8日でしたが)やっと本当に牡羊座を超えていきました。
新しいサイクルのスタートにむけ
慣らし作業でもしていたような印象があります。

キロンにしろ
水星海王星にしろ
はじまりの前を象徴する魚座や12ハウスのエネルギーというのは
善悪や白黒など二元的な世界観を混沌としたなかで統合していくようなそんな作用を持っています。

ここ数年
想像もしてなかった変化の中で
土台となっていたはずの様々のものが変化したり壊れたり
そしてその中で
様々の善悪やいい悪いの尺度、常識の在り方など
あったはずのものが失われ変化していく世界。価値観の変化を
混沌とした中で
吸収し、自分の中へとそれぞれが統合していくプロセスであったと

土星と天王星の間にあるキロンは
そんな変化のさなかにあった私たちの傷と癒しを象徴しているかのようです。

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過去によりどころとしていた世界を手放し
或いは…既に世界が「変わってしまった」こと受け入れて
新しい世界を迎え入れていく始まり。そしてその新しい世界を実際に目にするであろう事を暗示する。

そんな春分日であり満月の日。

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思い切り深呼吸して
この世界にしっかりと立っている自分を実感する
自分の中に充満した新しく素晴らしいエネルギーを感じて
生きてることに感謝をしよう

「2019年12星座運勢」はこちら

2019.03.05

3月7日の新月に思う

<今月の占星術的節目>

3月6日 水星逆行開始(28日まで)
3月6日 天王星牡牛座入り

3月7日 魚座新月

3月21日 春分点
3月21日 天秤座満月

<3月7日新月の日の特徴的な星の配置>

ASC 射手座 木星1ハウス
牡牛座火星×山羊座土星冥王星×月太陽海王星の小三角

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こうして今月の節目を書き出すと
色々重なってるなーというのが感想

後ろ歩きし出したら
そのまま7年ほどの少し大きな流れの新しい幕開けに突入し
いまいち気持ちがついていけないなぁと(3月6日)

と思ったら
28日ぐらいのエネルギーサイクルの種まきが
一年間のしめくくりを表す魚座で生じる(3月7日新月)

その新月では
小三角の形成を形成
実際的な土のトライン、既にある建造物を巨大の重機で壊して再建も出来てしまいそうな
最強の土建屋のようにパワフルな土星冥王星火星の実際的に発展させることも可能なエネルギ―が
イマジネーション豊かな魚座の月と太陽(新月)と海王星が望めば助けていくという配置。

そして個人を開き楽観的な冒険心に溢れている
前向きなASC射手座と1ハウスの木星

そしてその新月のあと
今年の終わりと始まりの節目春分点の到来と
それと同日に、月のサイクルの気が満ちる満月の到来。(3月21日)

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詳しく解説すると複雑で長くなってしまいそうなので
3月7日の新月については
思い切って感覚的にざっくり書こうと思います。

夢を実際性に落とし込んでくきっかけにとてもいい時期といえます。(先月より更にはっきりとパワフルに)
ただ、流れゆくエネルギーに対して
気持ちや意識が乗り切らない時期なので

夢を膨らませるけど
ますは予行演習をしてみる
するとなんだか具体的に見えてきて
よしやるか!という気合と
なんだか今年はできるな気がする楽観的な
気持ちに満たされる

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そんなイメージの時期。

この乗り切らない「何か」をどう踏ん切りつけるか?というのがカギになりそう

魚座は始まりの前の浄化の月
やり残したものを整理して終わりにする。
心残りの思いを弔って葬る。
心と体の意識的な浄化を心がける
思いっきり泣く!
塩とラベンダーを入れた風呂に使って瞑想する

そして
やりたいことがあったらまずはお試し参加をしてみる!

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自分を赦し
世界を赦し

もう一度純粋な夢を込めた未来を考えよう
怖かったなら
少しだけ踏み出してみて

ほら
見えて来た

私はできる。

⇒「2019年12星座運勢」運勢はこちら

2019.02.15

2月20日の満月に思うこと

2月20日の満月に思うこと

先月から満月がらみで記事を書いている
満月書くなら新月もかけばいいのにと
自分で思いつつ、
なんとなく
「あぁ、ブログかこうかなぁ」と思うのが今時期になってしまうので
そうすると
丁度満月前だったりするために満月についての記事をかこうかしらとなってしまう。

新月前に思い立ったら新月のことを書くかもしれないが

さて満月について思うところ
満月は「気」が満ちる時。
満ちたものは現象化して
そうして分離するとも言われているが

新月で種植えされた想念が満ちて充満した暁に
それが形になるときというのが
満月期の現象ともいえる。

ちまたでは月を使った願望実現というのも一部の占星術愛好家の中では
ちょっとしたブームらしいけれど
これもそうした仕組みを活用したメソッドと言えるのだろうと思う。

じゃぁ一体前の新月では何の種をまいたのだろうか?
と思うところだけれど
月というのは無意識を司り
黙っていると
そこにあるものを吸収して
コピーして増やしていく作用もあったりして

意識的にならないことには
種まきも収穫もなんとなく過ぎていくことになる

満月を見て狼に変身する狼男は
自分の意思でその変身をコントロールできないように
その現象は無意識で行われる

想念というのが意識の世界だとするならば
想念が膨らんで
現象かする際、
人間は自分を見失うともいえるのだろうか。
或いは
現象化してそこにあるものを
現象として見るということは
物ではない「私」というものが「確かに存在している」ということを
実感するということなのかもしれない

願望が形になったとき
たいていは
その願望を抱いていたその想念は空になるわけで
心は空虚だったりする。

あんなに欲しい欲しいと求めた女性を
手に入れたとたんにその情熱が覚めてしまう原理は
こういうところにも言えるのだ。

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さて今月の満月2月20日を考える前に
昨日火星が牡牛座入りし3月6日には天王星が牡牛座入りする

個人でいうなら私の資質の変容とでもいえる転機
働き方が変わる人
自分がなりわいとすべき本当の道に気が付く人
人によって思いがけず体調の異変により進路変更よぎなくされるケースも

また世の中のお金や経済の在り方への変容。
価値観の変化などがこれからだいたい7年かけて進んでいく道のりの幕開けがパワフルにスタートする季節の到来。

その直前のこの満月。

前回の新月は水瓶座16度1ハウスで起こった。
木星射手座の後押しとともに
おおいに夢を抱く。
1ハウスに位置していることから
「私とは何か?」というものを
新しく定義するように抱く夢
壮大に世界を夢をみつつ
16度というひび割れから獅子座の「私」というものが
入り込む。

この世界を夢見つつ
その中での私を考えるという配置

そうしてまかれた種は
この太陽魚座月乙女座の満月で気を充満させる

水星と海王星そして射手座の木星により
広がった夢そしてその夢を実現しようと
伸び伸びかけだそうとする火星天王星のエンジンがかかり始めたところで

乙女座1度の満月で広がりちらばった夢やイメージを精査する
具体的に
実際的に絞り込んで必要のない枝葉を切り捨てる
そうした整理整頓を経て
エンジンが

ぶんぶん!!とかかりだす…。

そんなイメージを抱きました。

・・・・・・・・・・・・

つまりこの時期
自分のなかで
飽和した「取り組み」「夢」「イメージ」を
ここいらで
整理して
実際的なものに落とし込んで動き出す
そんなことに適した時期。

「ハッキリさせていく」作業は
夢見る気持ちを少ししぼませもするけれど
「同時に動き出すこと」が大事。

そうして
3月頭の変化を実際的なシャープなものとして
歩みだす。

そんな感じに
この満月を
私は使ってみようと思う。

みなさんも是非。

では。

⇒2019年「12星座運勢」はこちら